つれづれヒューリスティック

お金やら音楽やらサウナやら

【債務整理からの再生】その⑥

おこんにちわ。

夏を愛する、

暑苦しい男、バタピコです。

 

「春夏秋冬」は

「春夏夏秋」で良くない?

という説を唱えたばかりに、

家族から白い目で見られています、はい。

 

前回、

債務整理の「デメリット」について

書かせて頂きました。

 

改めて自分で読み返すと、

デメリットどころか、

生まれ変わるきっかけを作ってくれた

メリットしか感じないですが、

当時は、

もう心の余裕が無さ過ぎて‥

 

お金のことで、毎日

「どうしよう、どうしよう」と

追い込まれていたので、

「カードが使えなくなる」とか、

「そんなことしたら

生活できなくなるんじゃ‥!?」

と、

余計な心配をしていましたねぇ~‥

 

その④では

書ききれなかったのですが、

債務整理

弁護士事務所に依頼したあと、

貸金業者への返済は

一時的にストップされました。

(全員がその流れになるかどうかは

わかりませんが、

少なくとも自分の場合は、

返済の一時的な休止がありました)

 

弁護士さんが、

貸金業者と交渉し、

毎月いくらを、

どれくらいの期間で、

返済するか、

ということを相談してくれるので、

その期間の返済は

先送り、という感じでしょうか。

 

その交渉に

数か月かかるので、

債務整理後の

実際の返済が始まるのは、

依頼してから

しばらく経ったあと、です。

 

このあたりは、

弁護士事務所によって

違ってくるのかもしれませんが、

私が依頼したところは、

「まず最初に

着手金を分割で支払い」

からでした。

 

確か、

10万円の着手金を

25,000円ずつ、

4回に分割をお願いし、

支払い終わったところで

貸金業者への返済が始まりました。

 

弁護士事務所に相談に行って、

毎月の収入や給料日を伝えて、

翌月の生活費などが

払えるかなどを計算してくれて、

着手金の支払い自体を

いつから開始するのかを、

相談に乗って頂いたように覚えています。

 

まあ、

こうして振り返ると、

翌月の生活費すら、

自分では管理できなくなっていたのか、と

改めて情けないお話しですが‥

 

でも、おかげで、

債務整理は順調に進み、

いま、こうして

平和に暮らせているわけなので、

対応してくださった弁護士さんには

感謝しかありません。

 

しかも、黒歴史過ぎて

記憶を封印していましたが、

弁護士事務所にアポイントを取って、

実際に依頼に行くというその日‥

 

何を思ったのか、

「弱みをみせちゃいかん!」と

わけのわからない

強がりが出てきまして。

 

黒のスウェットの上着に、

黒いジーパン、

黒いニット帽と、

コンビニ強盗にでも行くような恰好で、

東京は九段下にある

某・弁護士事務所を訪れたのを

思い出しました‥

 

いやぁ、

若気の至りの極み、ですね‥

(と言っても、20代後半でしたが‥)

 

もう、ほんと、

未熟過ぎて、

恥ずかしいを通り越して、

もはや、

自分に怒りを感じるレベルで

世間知らずでしたねぇ‥

 

黒づくめで参上した

無駄に体格の良い私を、

邪険に扱うこともなく、

丁寧に対応してくださった

ご担当の方には、

改めて頭が下がる思いです。

(その方も、内心は、

ビビッていらっしゃったかも

しれませんが‥)

 

そのご担当の方が、

色々とご相談に乗ってくださったんですが、

契約書にサインをしたその場で

「善は急げ、ですから、

もう借り入れできないように

ここで処理しちゃいましょう」と、

私が持っている全てのクレジットカード

債務整理を依頼した貸金業者のカード)

を、1枚ずつハサミで切っていった場面を、

いまもありありと思い出しますねぇ‥

 

確か、相談に行った3日後とかが

そのうちの1社の返済日で、

「あ、カードが無いと返済もできない‥」

「まあ、いいや、

もう、どうにでもなれ‥!」

と思いながら、カードが切られる様子を

ぼんやり見ていたような記憶があります。

 

そこまでして頂かないと、

立ち直れないくらいに、

追い込まれていたんですねぇ‥

 

あの経験が、

自分の価値観を変えることになり、

いまにつながっていると思うと、

ほんと、貴重な経験でした。

 

今回、本当は、

もっと金融リテラシー

高める考え方について

触れたかったんですけど、

債務整理を依頼に行った当日の記憶が鮮烈過ぎて、

またしても、たどり着けませんでした‥失礼しました。

 

たぶん、今後も、こういう風に

寄り道というか、回り道というか。

 

明確な答えになかなか辿り着けないことも

多いかと思いますが、

まあ、何せ、

予定どおりにいかない人生でして‥

 

みなさまの心と時間の余裕がある際にでも、

お付き合いして頂ければ

嬉しい限りです。

 

それでは、また。

ありがとうございました。